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2012年 07月 03日
たんぽぽ隊通信 第927号
隣町の小さな商店街に、100円ショップを見つけた。 ダイ●ーとかの、大手チェーンではなく、 独立系100円ショップのようである。 すなわち、店主の采配でとにかく何でも 100円で売られている店のようなのである。 表から眺めた店舗は ホコリっぽさこそないが ただただ無秩序である。 商品は 何ら一定の法則性を持たず、 床から天井近くまで、ただ置かれたり 吊るされたり 隙間なく突っ込まれたりしている。 店舗の入口はどこにあるのか判然としない。 というか、すべてが入口なのかもしれない。 どういう仕入れなのかわからないが、 まず商品に「カテゴリ」というものがなさそうだ。 ありきたりの100円文具はもちろん、昭和テイストの抱き人形、 玩具に衣類、そしてなぜか 種々のナイロンリュックが 主力商品のようにいくつもぶら下がっている。 これも100円なのか。 確かに高機能の山道具でもなければ オサレなスポーツブランドってわけでもないけど、 安いものに目が肥えたワタクシからしても これなら普通のリサイクルショップで 980円くらいで売ってもよさそうなブツである。 昨今の不景気でリサイクルショップにも なかなかいいモノは落ちてこなくなったけどね。 で、ワタクシは早速その奇妙な100円ショップに 立ち寄ったかというと・・・ただ一瞥して通り過ぎた。 だって安すぎるのだ。 いいものを安く買うという、日頃の志には相反するが 安すぎて怖いのである。 格安航空会社が出した1円の搭乗券が、日本では誰も買わず 売れ残ったという話を耳にしたことがあるが、 安すぎるものには モレなく不運がくっついてくるというか 振り返れば そこに貧乏神 or 疫病神が鎮座ましましている気がして、 いやそれは、あくまでも「気」なのだけれども、 小心者の日本人には、安さのレンジというものがあって それを突き抜けたものには かえって近寄れないのだ。 そんなわけで、早々に店先を離れたワタクシなのだけれど、 いつかまた、あの細い裏通りに行き着いてしまうかもしれない。 そのときは身構えて、もっとじっくり品定めをしてしまうかもしれない。 安いものには 暗い魔界の底力がある。 ・・・・・・ コチラは、先ごろ近くのショッピングモールの雑貨ショップで買った この夏のビニールサンダル。380円也。 お安いだけあって、すでにご近所で2人ほど 同じサンダル履いてるヒトに出くわしてるんだけどさ。。
by tampopotai
| 2012-07-03 12:00
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