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2013年 02月 05日
たんぽぽ隊通信953号
今週のお買い物:グリコ プッチンプリン(3個パック) 148円 先ごろの直木賞受賞作、 朝井リョウさんの『何者』を読んで以来、 どうしてもどうしても やりたいことがあったのです。 作品の中に出てきたプッチンプリントーストを作ること。 私はいろんな本を手当たり次第に読むのだけれど、 基本的に 内容をすっかり忘れても、出てきた食べ物は忘れません。 これは共感覚とは違う、単に食い意地が張ってるだけのことですが、 それはグルメとはまた方向性が違ってて、相性としか言いようがない。 主人公がウンチクを傾けながら作る、小洒落た西洋料理などでも ケッと思ったりするし、食卓に並べられたメニューの組み合わせが イマイチだったりすれば、それだけで私は作者を見下してしまうのです。 そう、私と食のセンスが合わない作家を見下してしまうんです。 2回言いました。きゃー。 でも、興味が引かれるものは、ずっとずっと心に残ります。 近年のダントツはリリー・フランキーさんの『東京タワー』で オカンが作ってた、 ピーナツをすり鉢でごりごり擦るところから始まる「ごまだれ」でしょう。 小説の中身はすっかり忘れてしまったけれども、これはぜひ、いつか作ってみたい。 と、話がそれたけど、今回のプッチンプリントーストは、 下宿生のカンタン便利な美味しいメニューとして、小説の中で 作られていたものです。文字どおり、プッチンプリンをつぶして パンの両面に塗って、フレンチトースト風に焼く。 さっそく作ってみましょう。 用意するものは プッチンプリンとパン。 小説では食パンでしたが、 固くなりかけたフランスパンが 余ってたんで それを使います。 ●お料理手順 ①プリンのカラメル部分を残してすくいとり、ツブします。しかしツブしにくいです。 これではパンに染みにくいので、牛乳を足してみました。 ミキサーにかければ滑らかになると思いますが、そこまで手間をかけては 本末転倒なので、テキトーでよしとします。 ②薄切りにしたフランスパンを浸します。 つーか、浸らないので塗りつける感じ? ぐじゅぐじゅ。 ③熱したフライパンで焼きます。お好みでバターを足しても。 おお完成。 結果よければすべてよし な出来ばえでございます。 器に残したカラメル部分も はしっこにちょい載せします。 ブラックコーヒーとともに いただきます。 ・・・で、お味の方は、うーむ。 プッチンプリンを塗って焼いた味。まんまやな。 美味しくはいただけたのですが、これならフツーに 卵使ってフレンチトースト焼いたほうが カンタンでね? ていうか、 ワタクシのオリジナルレシピ、前回ご紹介した 「チョコトースト」の方に軍配を上げたいわ。 しかしもうひとつ、この小説に出てきたものでは、 ゆで卵をむいてめんつゆに漬けるだけの、カンタン煮玉子もどきがあって、 これは無論おいしいと思われるので、そのうち作ってみようと思います。
by tampopotai
| 2013-02-05 12:00
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