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2014年 12月 23日
ずっと昔、新卒新入社員だった頃。 わたしの入った会社は 割と若い会社だったので 定年どころか、勤続20年でさえ、 ほかの惑星の出来事のようだった。 ← 定年の定番小説。 それが、今や、定年は同世代周辺みんなの関心事。 クラス会でも、同期会でも、OB会でも 誰かがその話を始める。 サークルのY先輩。 今年の6月に60歳で定年退職。 今はスーパー銭湯通いの毎日で、 ちょっとふやけ気味?! 趣味の会のSさん。 数年前に3回目くらいの退職金を手に勇退。 会社のグチをよく聞かされていたのだが、 最近は、大好きな古本屋・古本市めぐりで 満たされた日々らしく、表情も明るい。 お友達のW子ちゃん。 勤続30年の高校教師を早期退職。 「勉強したくなったの」と言う彼女に みんな「気持ちわかるぅ」と声をそろえた。 小学校の同級生K子ちゃん。 あと2年ですっぱり会社を辞める予定。 定年延長すれば毎月25万円のお給料をもらえるけれど、 その内10万円は40代から自分のお給料を積み立てたもので、 10万円は退職金から先取りするもので、 会社は5万円負担するだけ。 役職ははずれるけれど、仕事の量は変わらず、 周りの若い社員に気を使われて働き続けるのもねえ…と言う。 同じく小学校の同級生のYくん。 銀行一筋で勤め上げたYくんは55歳で一度定年に。 その後、役員として迎えられたのは洋菓子メーカー。 12月になると、工場で一般社員に混じって クリスマスケーキ作りをするのだそうで、 急にいちごの扱い方に詳しくなっていた。 同い年のKくん。 会社に内緒で着々と定年後の人生設計中。 ネットショップを立ち上げ、 休みを取っては商品の買い付けに飛ぶ。 10月に退職したデザイナーのNさん。 バリスタ目指して講習に行ってみたとか。 故郷に亡父が残した家があるので、 そこで喫茶店やることを考えているものの 妻と息子は「一人でやれば」と言う。 本人はまだ決められないらしい。 高校の同級生S子ちゃん。 数年前に早期選択定年で、割増し退職金を手に悠々自適。 ずっと共働きの忙しい生活だったので、 しばらくのんびりすると言っていた。 ところがピアノのレッスンに通い始めたら 全力投球になってしまって、やたら忙しがっている。 サークルの同期生Hくん。 資格取得のために専門学校通いの日々。 定年後のため、と言ってるけど、 何だか資格取ることが楽しくなってる様子である。 いろいろな定年周辺の人生があって、 それぞれにうらやましかったり、お手本にしたかったりする。 みんながが知恵を絞って、がんばって、 夢を見たり、叶えたりするのは、とてもすてきだ。 自営業のわたしには定年はない。 自分が続けたければ70歳でも80歳でも 仕事があれば働ける。 って言うか、生きていくために 働かざるを得ないっていうだけだけど。 それでも、いつの日か、 「毎日が日曜日」になることを夢に見て、 これからの数年は周りの人々の アラ還の選択をしっかり見つめていきたい。
by tampopotai
| 2014-12-23 16:21
| おおもりさらだ
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