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2015年 04月 21日
たんぽぽ隊通信 第1056号
2カ月ほど前の話になるが、 ある一族のルーツを探る小冊子が出来上がった。 「千鹿野(ちかの)」という珍しい苗字の一族の本である。 著者は家紋の研究をする会を主宰したり、 歴史上の人物についての文章を発表したりしている方で、 自分の一族について機会があるとちょこちょこ調べていたとか。 そして、最近までの調査の集大成となる文章と 画像、家系図などの資料が友人の会社に送られてきた。 その会社では、自費出版まで大げさじゃないけれど、 ちょっとした冊子を作りたい、配りたい、残したいという ご要望に応えて制作をお手伝いするプロジェクトを立ち上げた。 自分で書くのはどうも…という方のためには 話を聞きに行き、文章にでも、映像にでもまとめましょう という「かゆいところに手を伸ばしてお仕事にしてしまおう計画」である。 そこで、お預かりした千鹿野一族の原稿と資料を整理して レイアウトして印刷して小冊子を作った(トップの写真)。 作品として残すこと、仕事関係の方に名刺代わりに配ることのほかに 一族の皆さんで共有するための冊子だったが、 了解を得て、友人の会社の宣伝用にも使わせていただけることになった。 はるか昔、高句麗から渡ってきた技術者集団の中に、 鉱山関係のエンジニアとして千鹿野一族の祖先がいたのではないかというのが 今回、調査してたどり着いた結論だ。ロマンチックだなあ。 ただ、現在に至るまでの家系図には不明点、疑問点も多く まだまだ調べれば新たな事実がみつかるかもしれないそうだ。 家系のルーツを探る旅はまだ続くのだろう。 現在、他のテーマの冊子の制作依頼も少しずつあり、 毎年、お小遣い帳のような決算数字をはじき出していた 友人の会社の業務が少しだけ動き出した感じがある。 大変うれしい、と言っている。 業務が動いたことはもちろんだし、 「おもしろいものを作れる」ことがとてもうれしい、と。 自費出版というと、 法外な制作費用を請求されたうえに、 ほとんどを自分で買い取ることになったという声があがって 社会問題化したこともあった。 自己満足アイテム、もらって迷惑というイメージも加わり 正直「近寄らない方がいいかも」と思っているところがあったそうな。 でも、何冊かの冊子や本を作らせていただいてちょっと変わった、と。 本を出して一山当ててやろうとか、 売れた作品の作家として名声を手に入れようとか、 そういう願いに、わたしたちは力になれないけれど、 想いを形に残したい、誰かのために何かをしたい、 かわいい形に作って家族・友人・知人に自慢したいなどなど、 そういう気持ちになら応えられるかもな、と。 動き出したばかりのプロジェクト、 これからどこに行き着くのかわからないけれど、 彼女たちのがんばりを応援しようと思います。 興味のある方はHP経由でご連絡ください! (と、PR) あ、ちなみに、千鹿野家は母の実家の家系。 『千鹿野家系譜考察』の筆者は従兄弟です。 あの、小熊みたいにころんころんして遊び回っていた 等くんが立派になった、従姉妹のねえちゃんもうれしいよ。
by tampopotai
| 2015-04-21 10:53
| おおもりさらだ
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