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2015年 10月 27日
たんぽぽ隊通信 第1078号
何か(たいていは役に立たないもの)を 「集める」ことに情熱を燃やした経験って、 誰にでも一度や二度はある…よね? ふだんは情熱タイプからはほど遠いわたしなのだが、 10年に一度くらい、予想もしなかった 情熱の嵐に見舞われることがある。 今回見舞われたのは 「ヴェローチェの飲み物3つ分レシートでもらえる “ふちねこ”が欲しい! 5個全部欲しい!」という嵐である。 ヴェローチェのコーヒーは190円だし、 5個全部集めても、190×3×5=2,850円という 身の丈に合った情熱の嵐だ。 しかも、ふちねこに興味のないお友達と 二人でお茶をすれば「レシートちょうだい」と言える。 さらに、食器片づけ棚に レシート放置のままのトレイを発見する幸運な場合もある。 したがって、経費1,800円程度で5個コンプリート! それぞれ、顔もポーズもかわいいし、 肉球までちゃんと書いてあって細工は細かい。 ときどき、コップの縁から飲み物の中に 墜落することを除けば、たいへん満足している。 過去の“集めるパッション”を振り返ると、 10年前はカルビーの「Jリーグカード」だった。 120円くらいのポテトチップス1袋に1枚、 Jリーガーの写真とデータの載ったカードが入っている。 18チーム×7人くらいずつだったから126種程度あって、 「またこいつだ」の場合もあるから、 ジェフの7枚をコンプリートするのは大変だ。 たぶん途中で挫折している。 写真は、ラッキーカードみたいなのを引き当てると それを送って希望チームのセットがもらえるという仕組みで ゲットしたジェフの「サポーターズパック」というもの。 涙なくして見られない2005年、強かった時代のオシムジェフ。 懐かしい気持ちより、J1だったんだ…、と感慨深いのが嫌だわ。 その10年前、20年前あたりは この間閉店してしまった神保町の書泉ブックマートで 本を買うとはさんでくれるしおりを集めてたっけ。 さらにその10年以上前、 集める情熱は 森永ハイクラウンに入っていた 「花の妖精カード」に向いていた。 調べてわかったことだけど、 20世紀始めに活躍した イギリスの挿絵画家 シシリー・メアリー・パーカーの手になる 花と妖精シリーズで、120種類くらいあったもよう。 可憐で繊細で、今でも欲しくなる。 このカード欲しさで チョコレートはハイクラウンと決めていたが、 100円くらいしたんだよなあ。 ネットで交換システムなんてない時代 もう持ってるカードが出ると泣いていた。 こうして見ると、カード系が多い。 人はカード状の物体をつい集めてしまう生き物なのだろうか。 原始の時代から石盤や粘土板を集めちゃう人がいて、 家族から邪魔だ重たいかさばる捨てろと非難されていたかも なんて想像するとちょっと可笑しい。 でも、今回のコレクションは立体系! 進化するわたしの集めるパッション。 10年後に何を集めているのか楽しみである。 が、何でもかんでも集めてきちゃう ごみ屋敷おばちゃんにはならないように気をつけよっと。
by tampopotai
| 2015-10-27 09:51
| おおもりさらだ
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Comments(2)
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もと
at 2015-11-02 12:09
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ヴェローチェ猫いいな~
私もハイクラウンのカード集めてました。今もりぼんの付録のカードケースに入ったまま、6回の引越しも乗り越えて部屋のどこかに(ちょっと探しても見つからない) 最近画集になって見たのだけれどあのカードサイズが良いのです。
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tampopotai at 2015-11-02 16:00
やっぱり集めてたよね、ハイクラウンのフェアリーカード。
わたしは失くしてしまったので、大変残念です。 ヴェローチェの猫、もとさんに送ろうと思って、 2セット目収集にかかってるんだけど、 「よじのぼり」ヴァージョンがすでに品薄なの。 集まるかなあ〜。
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