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2016年 03月 30日
たんぽぽ隊通信 第1098号 今週のお買い物:はないの。 まだまだ to do リストを多数抱える、ままりんです。 きっと、人生で最も忙しい半年間だったと思う、ってか これ以上の多忙はもうないようにと願います。 と、更新日が遅れたことの言いワケ。 の割には、ネタが思い浮かばないのだけれど、 一度書いておこうと思ってた、年金のコトを 今回は取り上げてみます。 父が亡くなってすぐに行った年金事務所では、 父の年金の未払い分振り込みと、母の遺族年金への切り替え という手続を行いました。 先に年金事務所に電話を入れて、必要書類を確認して 年金証書や手帳、戸籍や何やらすべて取り揃えていったのは そんなに前のことではないんだけど、何だかずいぶん 昔のような気さえしてしまう。 カウンターに呼ばれ、ご担当の男性が 父のフルネーム、母の名前と旧姓を確かめて カチャカチャとPCに入力すると、脇のプリンタから 膨大な枚数の紙が延々と排出され始めました。 なんでも同姓同名かつ同生年月日の人物のデータを すべて照合するのだそうで、80代の母に該当する方が ほかに2人ほどいる、つーんですよ。 「○○会社にお勤めになったことはないですね?」 データを一つひとつ漏れがないように確認し、 続いて父の勤務経験や年金番号の記録を突き合わせる。 毎年の「ねんきん便」での確認以外にも、どこか 本人が気づかぬところから貰い損ねてないか、 遺族年金の取りこぼしはないか、 それはそれは綿密な作業で、ご担当者は額から流れる 汗をふきふき、尽力してくださったのです。 父は定年まで同じところで勤めあげたので、そんな複雑じゃ ないハズと思ってたんですが、組織の方に統合やら 名称変更があったり、出向期間があったりすると いろんなとこからデータが引っかかってくるらしい。 いっときは、国民の敵のような叩かれ方をした年金事務所だけど なんてなんて頼もしい、ありがたい存在なんでしょう。 わたくし、いたく反省しまして、二度と年金事務所の ワルクチは言わないわ、と誓ったのでありました。 そんなこんなで、寡婦手当もついた母の年金額が確定し、 さらに手続を進め、振り込まれるのは4月以降となるという。 一人ひとり、ホントに時間のかかる作業なのね。。 帰り道にあれこれ考えた。 たとえば転職・退職を繰り返しながら 離婚・再婚も繰り返し、佐藤・鈴木・伊藤とか 苗字が何度も変わってるヒロコさんとかだったりしたら、 排出される紙は、いったいどのくらいの厚さになるのか。 さらに勤務先が吸収合併されたり、海外企業の傘下に なったりしてたら、確認作業にどれだけ時間がかかるのか。 我が身を振り返るに、会社員を辞めた後、国民年金になったり その後また厚生年金に入ったり、さらに離婚もしてるし、 旧姓も今の姓もありきたりのものだし、 おお、けっこう年金がややこしいヤツじゃないの!と。 そう考えるとキラキラネームも、個体識別力の高さでは 評価されるべきものかもね~。 まぁでも、きっと今後はマイナンバーが導入されて こういう作業があっという間にできちゃうんだろう。 そうすると、あのご担当者さんが毎日ふぅふぅ言いながら 額にいっぱい汗をかくこともなくなるんだろう。 そのうち年金手帳や証書なんてアナログなものは 株券や不動産権利書みたく 要らなくなっちゃうんだろな。 そして数日後。 実家に一本の電話が。 なんでも父が20代のころ、組織の変更があって 一時期、異なる年金番号がついていたらしいと。 その分も入れて加算されてるので金額に変更はないが 番号の照合作業を行うと振り込みが遅れますが どうしますか、とのこと。 あーそれはもー、うっちゃっておいてください。 てわけで、突き詰めれば突き詰めるほど 奥が深い年金モンダイ。 日本は大きな国なのでした。
by tampopotai
| 2016-03-30 17:36
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